望ましい研究活動のための必要条件
(1)    明確な目的性
遭難者総数の減少、および遭難時の障害程度を軽減する(死亡率減少)
(2)客観性とその担保 (世界規模)
事故データベースの構築とその有効利用法の開発
国内外の研究成果の導入と応用 
世界の安全登山への取り組み、及び遭難救助の現状調査 
(3)社会的公平性
遭難事故に関する法解釈の研究

(4)実行力
自主的に研究・調査ができるフィールドワークが可能な組織作り           
(5)明確でわかり易い方向性
技術指導の方法開発(シラバス、ガイドノート、評価法)
各種モデルの提案(リーダ、登山法など)
(6)情報の有効性と必要性、分かり易さの検討
道標の設置基準作成
登山道の情報量評価
(7)個人情報の秘守と、透明性
個人情報保護を考慮した事故関連情報の開示範囲の検討と遵守
(8)成果の還元、啓蒙化
論文、報告書、著書などの投稿と、講習会、実技セミナー開催