専門員のプロフィルは、山岳遭難問題に関係する行政機関(文科省、警察庁、消防庁、環境省、国土交通省、防衛省等)関係者、大学研究者、各種山岳団体に所属する遭対あるいは指導の新旧委員、山岳ガイド、山岳地帯の地元関係者(山小屋、その他)、個人活動される専門家、マスコミ(TV, 新聞社、雑誌社、その他)などを対象とする。

ここに該当する人々の中から専門員を登録し、必要に応じてワーキンググループを立ち上げるごとにした。
専門員の登録、調査事項には、

A.専門性

(自分の得意とする活動分野、活動山域、調査・研究領域、過去の登山経験、クライミングレベル、指導資格、指導・講習の経験)

B.個人情報
(氏名、誕生日、性別、住所(tel:一般と携帯、Email)、緊急時の連絡法、現在の職業、山岳団体への所属、山岳保険への加入有無と種類)

C.活動意思の確認
(事故時のマスコミ紹介、各種WGへの参加、安全登山関係の講師あるいは講習会の補助・準講師、事故時の調査・研究、研究会内での各種問い合わせへの協力)

D.その他
(本人の写真)

A~Dを調査し、データベースとして登録するが、登録データは非公開とし、管理担当者が保管運用する。  
なお、調査・研究に際して、思想、信条、組織は問わないが、事故を扱う団体である以上、WGとしての活動の中立性を最重要事項とする。WG活動で得た資料、情報は慎重に取り扱い、個人情報や事故の原因、責任に関する内容の公開は少なくともWG内の了解を必要とする。また、当活動を営利目的で利用することは、絶対避けなければならない。